【2020.10.2-3】
インディカー・シリーズ第12−13戦
インディカー・ハーベストGP
(インディアナポリス・モーター・スピードウェイ・ロードコース)
昨季、デビューからほんの2戦目であっさりと成し遂げた初優勝がフルコース・コーションの賜物だったとして疑いの目を向けていた人がいたとしても、いまやコルトン・ハータが次代のチャンピオンにもっとも近い存在になっていることを認めないはずがないだろう。かつてCARTとIRLで4勝を上げたブライアンを父に持つこの2世は、サーキット・オブ・ジ・アメリカズでちょっとした幸運に与った史上最年少優勝を上げた後、ロード・アメリカで予選最速タイムを記録し、そのレースではたったひとつのコーナーまでしか先頭を走れない苦い経験を味わったものの、ポートランドで2度目のポール・ポジションと、最終戦のラグナ・セカで2勝目を記録する最高の結果で新人の年を終えた。
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